リガ・フェーデ病(Riga-Fede病)
赤ちゃんの歯が通常よりも異常に早くはえてくる事があります。
ほとんどの場合が下の前歯からはえてきます。
通常生後8~9ヶ月後にはえてくる歯が、生まれてきたときにすでに生えている場合や、生後1ヶ月以内にはえてきたりします。
対処法としては、先端が尖っていることが多いため尖っている部分を丸める処置をしたり、この歯が過剰歯の場合は抜いたりします。
発育空隙
子供の歯列は上下とも隙間が存在することが多く、よくお母さんから質問を受けます。
この隙間は小さな乳歯から大きな永久歯へ生え変わる時の調整に利用されますのでこの段階で大きく問題になることではありません。
また、子供の歯列で隙間が無い場合もありますが、このタイプの歯が生え変わる時にすべて歯並びを悪くする訳ではありませんのでご注意ください
みにくいあひるの子の時代(ugly duckling stage)
アンデルセンの童話にならってつけられたこの現象は、7~12歳ぐらいの時期に起きます。上の前歯が生え変わるときに、永久歯が外側に傾いて生えてくるため一時的に前歯の中央に隙間ができるというものです。順々に2番目の歯、3番目の歯(犬歯)が生えてくるに従い、徐々に中央の隙間は塞がっていきます。この年頃の子供の前歯に隙間があるのは正常な発育過程の一つの現象ですので心配はいりませんが、犬歯が生えた後でも隙間がある場合や、他の理由で気になる場合は専門の先生への相談が必要となります。
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